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本会について

設立趣旨
 
ソ連崩壊前後から主として現地調査への道が開けたことにより、日本におけるシベリアでの学術調査が文系・理系を問わずさまざまな分野で本格化しました。それから約四半世紀が過ぎ、現地調査を手探りではじめた初期の段階から、継続的・組織的な調査研究が行われ、現地研究機関や海外のシベリア研究機関とも連携が構築される体制になりました。現在、人類学、言語学、考古学さらに環境研究分野などにおいて、多様な研究プロジェクトが進行中であります。またシベリアに隣接する地域と比較する研究も様々な形で実施されております。
 シベリアの調査研究を行う研究者は、諸分野において一定の研究者数は存在するようになりました。とはいえ、これまでシベリアの研究者が恒常的に集い、情報交換をしたり、互いの調査研究について意見交換したりする機会はほとんどありませんでした。またソ連崩壊前後にシベリア研究を牽引した諸先生方は、徐々に大学を定年退職されておりますが、まだ研究を継続されている方も少なくありません。このような状況に鑑み、日本におけるさまざまな専門分野のシベリア研究者が、シベリア研究の調査・研究に資する情報の交換する場が必要だと考えるようになりました。
 また、現今の日本-ロシア二国間関係は、本来あるべき姿とはいえないと考えます。近い将来両国関係がより正常化する事を見越して、日本の隣接地域として(政治・経済的にも文化・社会的にも)潜在性の高いシベリア地域に関する、芯のある学術的環境を構築しておくことも課題の一つとして挙げられると思います。
 シベリア研究は第一義的には学術的探求でありますが、同時に幅広い意味での社会的関心や国際的動向とも関わっています。皆様とともにシベリア研究の学術的可能性と社会的潜在性を強化するための協議をおこなう場を設けたいと考えています。このような考えの下に、2015年1月にシベリアに関する調査研究と教育の発展に資するための分野横断的研究会の立ち上げについて検討する学術集会を開催しました。その結果、ここに「日本シベリア学会」を設立することとなりました。

 目的
 本会は、シベリア及びその周辺地域の言語・文化・歴史・社会・環境についての研究及び調査の推進をはかり、日本におけるシベリア研究の発展に努めることを目的とする。

 ・多分野の知見を総合してのシベリア地域理解の深化
 ・各自の研究状況・フィールド調査状況について知る機会の確保
・大学間や関連する研究所・博物館での情報共有
・日本のシベリア研究成果の国際的な発信と交流
 ・国際的な研究連携や動向の情報共有
 ・シベリアの地域学術情報の社会にむけた発信基盤の構築


規約PDF


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日本シベリア学会管理人,
2015/12/06 5:09